2018年3月15日(木) 丸山
「北風と太陽」の話はご存知ですか?
北風と太陽が、旅人のコートを、早く脱がすことによって、どちらが力が強いかといったお話です。
結果は、皆さんが想像した通り太陽ですが、それを敢えてお話します。
『この勝負を最初に申し出たのは北風でした。
自身たっぷりの北風は先攻で、旅人に向かって風を吹きました。
しかし、なかなか旅人はコートを、脱ぐことはしません。
寧ろ、北風が力を出せば出すほど、コートの持つ手は反対に強くなり、
離す気配はありません。ところが、太陽に変わり、
柔らかな日差しを旅人の周囲に万遍なく注ぐと、程無くコートを脱ぎました。』
この話が私は好きです。
何事も力が入っていたら、伝えられるものでも伝えられません。
自分が柔らかくなければ、周りも解ってはくれません。
この話、好きなんですが、なかなか実際には難しいこと。
自然にできている人は、比較的穏やかに暮らしていらっしゃることでしょう。
これが出来ない人は、ミスをしたり、怪我や病気になることもあり、結局自分に返ってきます。
施術では、いろんな世間話の中でも、
その人がどんな施術を好んでいるか推し量らなければなりません。
以前の私は、「これは○○ですよ」と断定してしまっていました。
後で気付き、あれやこれやと気をやむことが多く、
気持ちを引きずってしまい施術することが怖くなった時期もありました。
今でも、全くないとは言えず難しいのですが、
それに気づくようにし、意識するようにしています。
肩こり・腰痛は、朝霞市の
ぼきぼきしないでよくなる『からだすまいる本舗』