当院では、CO2濃度をモニターして換気を管理しています。
会話などの飛沫感染以外でリスクが高いのは、
密集・密接・密閉の3密の場面ですが、
込み合う電車内やエレベーター内などの
分かりやすく換気に神経が使われている場面では、
意外に安全・安心です。
換気が適切になされているかどうかは、
CO2濃度が基準となりますが、
ここ最近、非常に高まりやすくなっていることに気づきました。
冬場は隙間風が吹くほどに自然に換気がなされてたのが、
外と室内の温度に差がなくなるにしたがって、
どんどんCO2濃度は上がりやすく、下がりにくくなっています。
この状況には、ドアの空ける回数や時間を増やして対応できるのですが、
これも気づかなければ、出来なかったことです。
去年の今頃は、終日どこもドアは開けっぱなしにされてましたが、
今はそうではありません。
感染が中々収まりを見せないのは、
換気がより必要なこの季節に、
昨年ほどの換気の意識がないということにも関係がある気がします。