長嶋一茂さんの人工股関節置換術の模様がテレビで放映され、
当院でも話題になっています。
電ノコやハンマーなどを使用するインパクトと、
対象者が高齢者ではなく屈強な元スポーツ選手(今でもテレビでよく見る、むしろ今のほうがよく見る)ということ。
普段、足の付け根が痛くなることがあり、
人工股関節という言葉も聞いたことがある人にとっては、
将来を不安にさせられる内容だったと思います。
足の付け根、もしくは股関節が痛む人は腰痛の人に比べて多くはありません。
腰痛の人の中に、併せて股関節も痛いという人は多いです。
変形性股関節症や、臼蓋形成不全といった先天性に股関節の問題がある人で、
今は痛みがないという人もいます。
今年、足の付け根が痛くて施術を続けて快報に向かう80代の方は、
レントゲン所見で問題が指摘されるのは痛みのある足とは反対の股関節でした。
股関節もまた関節機能としての不具合があれば、
それを施術する方法があり、比較的改善しやすいもののひとつです。
最終的に手術になるまでに、
手を打っていき、将来の不安を取り除くのが私たちの仕事なのです。