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マッサージ屋さん泣かせとは

20年11月13日

筋肉を扱うプロフェッショナルはマッサージ師さんですが、

筋肉の固まり方によっては、お手上げされることがしばしばあります。

今日いらした患者さんも、その流れで見えました。

 

仕事でたまに腰痛が出てきて、いつもは自然に治るのが、

今回は中々治らずに、マッサージに行きました。

そこで言われたのが、

『歪んでいるからそれを治さないと筋肉は緩まない」

 

僕らの施術の中心は矯正。骨・関節に加える力です。

そもそもの筋肉と骨・関節の関係を簡単にいうと、

筋肉の両端は骨。別々の骨なので、間が関節になります。

筋肉が固まり方によっては、関節に問題が起きています。

この場合だと、関節の調節、すなわち矯正をしなければ筋肉は緩みません。

 

経験が長く、筋肉をよく知っているマッサージ師さんほど、

緩まない筋肉はすぐ判別します。

 

今日の方も、マッサージ師さんからのバトンを感じました。

泣かせの筋肉も、関節の調節が上手くいき、するすると緩みました。

たぶん、大丈夫です。

 

肥塚

 

ちなみに餅は餅屋ということわざがありますが、

マッサージと整体は、それぞれに深い技術があるので、

どちらかを極めるべく努力していかなくては、一人前になりません。

僕には、マッサージは出来ません。

5分走れますか?

20年11月05日

患者さんとのおしゃべりにも、意図・目的があります。

 

上記の質問は、中高年の方に、足腰の弱り方を聞いているのではなく、

運動履歴のない方に、今の自分の体力の認識度を聞いています。

 

運動している方は勿論、今は運動していなくても中学や高校で運動部だった方は、

5分ぐらいは走れるという認識をされていると思います。

 

しかし、苦手、もしくは嫌いだった高校体育以降、運動と全く縁のない方にとって、

5分走れるかどうかは、想像でしかありません。

自分の体力というものを、全く知らずに20代、30代を過ごしています。

 

身体はいつかは衰えていきますが、

40代以降、運動の必要性を身体で感じてきます。

それまでは、頭で運動不足を認識しつつも、危機感までには至りません。

そして、40代でも放置していると、50代ではよっぽどのきっかけがない限り、

始めることはないでしょう。

 

『ロコモティブシンドローム』

『フレイル』

 

ほとんどの中高年の方は、この言葉をご存知だと思いますが、

20代、30代では中々耳に入ってきていないと思います。

それは、自分に関係のない言葉だからですが、

自分の今の体力が今後20年、30年かけて推移していく結果になります。

 

運動のある生活にシフトする。

この課題が、持続可能な社会を作ります。

 

11月の休業日

20年11月02日

3日(文化の日)

23日(勤労感謝の日)

8日・22日(日曜)

毎週水曜

となっております。

定期的に背中が痛くなる

20年11月01日

多くの患者さんのお悩みの一つは、繰り返す症状だと思います。

 

「同じ場所がいつも凝るし痛くなる。マッサージで良くなるが、しばらくするとまた同じようになる。」

 

今回の患者さん(40代男性)もその一人。

背中の症状が出てきたのが2,3年前。

数か月に一度はマッサージや整体に行って解消してきました。

 

これを繰り返していくと、やはり何でこうなっちゃうんだろうという疑問がわきます。

これを紐解いていくのがからだすまいる流(^^)/

 

出てくる箇所には、必ず理由があります。

この方の場合もやはりありました。

右膝のおかしさを指摘すると、運動すると膝に来やすいとのこと。

また、いつも左側の足に重心をかけていることを気にされていました。

 

背中の症状に膝が関係してるとは、

にわかに信じがたいことだと、

これを読んだ限りの皆さんの気持ちは分かります。

 

しかし、これを施術を進めていく中で、ご本人が実感していきます。

もちろん、今回も背中の症状はなくなるのですが、

からだすまいるはこの実感がおまけです(^^♪

 

何がどうなって、何でそうなって、じゃどうすればいいのかまで、

分かって生活すれば、この先の繰り返しが必ず変わります。

 

ただ、姿勢を気を付けなければいけないんですねという結論は、

ほとんどの方で状況が変わることがありません。

 

この先まだ何十年も使い続ける身体だからこそ、

使い方を知ることは、代えがたい知恵だと思うのです。

 

肥塚