子供の頃、持て余していた夏休み。
共働き世帯の核家族で、
朝のラジオ体操も行かなくていいことを知ってからは行かなくなり、
学童にも行かなくなれば基本何も予定のない毎日でした。
今思えば、あんなに暇だったことが、夏休みの良き思い出です。
夏休みの宿題以外では何かに追い立てられることもなく、
かといって人生経験がないので、のんびりを満喫できるわけでもありません。
当時は暇だという感覚もなく、唯々夏休みを過ごしていました。
学生時代の夏休みは、部活にアルバイトにもちろん遊びに忙しく、
社会人になってからは、数少ない休みをどう遊ぶかと考え、
所帯を構えてからは、双方の実家を往復するのが夏休みの過ごし方です。
振り返るほどに夏休みには特別感がありますが、
猛暑の中、夏休みのことが考えられるのは、幸せなことだと思います。
皆さま方にも、暑中お見舞い申し上げます。
肥塚