ここ1,2週間、患者さんたちに夏の疲れが見え、
数日で一気に肌寒くなりました。
急激な季節変化に、私も含めた中高年たちは嘆かわしんでおります。
さて、『産後の骨盤矯正は必須なのか?』と問いかけたのは、
ここ数年でこの単語を見かけることが増えてきたからです。
整骨院のガラス面や入口周りののぼりなどに、普通に書いてあります。
もちろん当院のメニューにもそれはあります。
基本的に出産後に腰が痛かったり、足の付け根が痛いなどの症状があるケースを対象としています。
本人がそこに必要性を感じて施術を受けに来ます。
しかし、産後骨盤矯正という言葉があふれている中では、
その必要性を整骨院や整体院に委ねることになり、
「やったほうがいいんじゃないかと」という雰囲気が作られていきます。
必須なのかどうか、施術側に明確な指標や基準があるのかといえば、
共通したものはなく、個人の感想と言われて反論もありませんが、
だからこそセラピストとしての倫理感や節度次第というところでしょうか。
私個人の経験から言えば、症状のない方には必要がありません。
しかし、妊娠→出産→授乳生活というこれまでにない状況下にあって、
骨盤を中心とした体は疲弊していることは間違いありません。
肩こりや頭痛、腱鞘炎も起きているのであれば、
コンデションを回復していくことが、
より良い時間を過ごせるのは間違いありません。
骨盤というのは誰もが知っている言葉ですが、
骨盤の機能を十分に発揮できているかどうかの判断まではしていないのではないでしょうか。
骨盤の機能を発揮させられるとどんな感じになるのか、
是非、当院の骨盤矯正を受けに来てください。
(結局宣伝…)