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施術風景

正しく恐れる・・・

20年07月10日

たまに患者さんのお話でハッとさせられます。

 

『在宅で自粛生活で、身体が回っていない感じだから、

今年の健康診断はよくないかも(^-^; 』

 

この健康に仕事で携わる以上、

一般の皆さんよりも健康への意識は高く持たなければなりません。

でも、普段この身体で生活をしているのは皆さんと同じです。

私たちと同じ感度をもって物事を見て考えていらっしゃる方は、

一般の方でも少なくありません。

 

この方は続けて、

 

『コロナよりもこの新しい生活様式とやらに影響される身体の方が心配だ・・・』

 

特に普段から運動していない人が、

行動制限をさせられるとどうなるか。

 

運動不足がたたるどころの話ではありません。

必要最低限の行動量が賄えない生活が何か月か続いただけで、

健康状態に響くのであれば、

自覚のないままにそれが何年か続けば、

簡単には元には戻せないところに行ってしまいます。

 

現在進行形で、コロナのリスクというのを、

行動制限によるところの将来的な健康状態と考えられる人は、

コロナを正しく恐れている人だと思います。

 

肥塚

 

足を組まなくなる&首を鳴らさなくなるために

20年02月04日

足を組む、首を鳴らす。

 

これらを自分で何とかやらないようにするのが、

とても困難であることは、当てはまる人にはよくよくご承知のことだと思います。

何年も続けてしまっているので、思っているより簡単でないことも、理解されていると思います。

 

まして、それがとてもひどい肩こりの人や、慢性腰痛を抱えている人にとっては、

もはやより切実な悩みとなってしまっているでしょう。

 

そんな首を鳴らしてしまうことがやめられない人や、

足を組まないようにしてるけれども組んでしまう人には、

ちゃんと取り組めばそれらは確実に改善することをわかってもらいたいと思います。

 

昨日いらっしゃった患者さんで、これを克服した人がいます。

その方も首を鳴らすのが相当な癖になってしまっていて、

つらいのにやめられない状況でした。

 

最初は、施術してもどうしてもやめられないのが続いていましたが、

首や頭蓋骨、背骨、骨盤、股関節と全体のバランスが少しづつ整ってきたとき、

鳴らす回数が減ってきました。

ご本人も鳴らさないようにできるようになってきました。

この時点までくれば、どんどん首のつらさは良くなってきます。

そして鳴らしたくなることも、どんどん減ってきます。

 

今はまだこの段階ですが、

最後は、どうしてあんなに鳴らしていたのか分からないと言うぐらいになります。

 

自分の身体は、今感じていることが当たり前ではなく、

よくも悪くも変わっていくものだと理解することは、

ある意味信心に近いものかもしれません。

 

でも、今から先もその身体で生きていくのだから、

少しでも良い方向への矢印を向けてあげていってください。

台風19号の爪痕

19年10月18日

 

台風で頭痛がする方が少なからずいます。

 

気圧の高低差が身体に影響するのは、

 

普段の1気圧を基準として身体が活動するようにできているからです。

 

ユガミや疲れで身体が緊張していると、もしくはそもそも気圧の変化に敏感な方は、

 

雨でも頭痛がするので、台風となると大変です。

 

毎週のようにやってくる9月は、鬼門の月でもあります。

 

19号が去った今週、

 

頭痛の人、寝違いの人、原因不明の背中の痛み→たぶん虫垂炎

 

に見舞われました。                     

 

その爪痕の対処方法の一つが、整体・カイロです。

 

なんとなく引きずってわからなくなるよりも、

 

ちゃんと整えれば、次来るダメージは少なくなるはずです。

 

肥塚

ボーンアジャスター

19年09月16日

敬老の日。

毎年、近くの市民会館でお年寄りが招待されての公演があり、

今日も朝から、周辺道路は混み合ってました。

 

さて、ボーンアジャスターとは、聞きなれない言葉だと思いますが、

整体とかカイロプラクティックの施術者には、自称として使うことがあります。

 

整体師やカイロプラクターは表向きであって、

矯正をアジャストと言い、主に骨を扱うためにボーンアジャスターいう表現ですが、

技術屋という自嘲的なニュアンスもあります。

 

体を治すという大きな目的と、身体を扱うという意味深さには、

少しそぐわない語感の響きがあるのですが、

やはりボーンアジャストが生み出す効果には限りがなく、

どこまで技術が上がっても、驚きが尽きることがありません。

 

この言葉自体は死語になりつつあり、

僕自身も久しぶりに思い出しました。

 

肥塚