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施術風景

20年前の骨折の影響

20年12月29日

70代女性が、股関節の痛みでお見えになりました。

立った感じ、左側に重心を寄せ、上体を右側に傾ける姿勢であることをお互いに確認しました。

 

左側の膝が不安定で真っ直ぐに体重が載せられないことが原因でこうなっていますが、

お話の中で、

20年前に左足の甲を骨折して2ヶ月松葉杖であったことが分かりました。

 

股関節の痛みが膝のグラつきから起こり、足首の骨折がその原因という、

人の身体が長年かけて悪くなっていく過程がそこにはあります。

 

これを医療機関では加齢と言います。

そして股関節の痛みの行きつく先は人工関節です。

 

しかし、悪くなっていく過程で手を入れることが出来れば、

そこに行きつくこともありません。

 

加齢をいかに考えるかは本人次第のところで、

身体のことを正しく理解していくことが、

フレイルやロコモティブシンドロームの一助になると思います。

 

 

 

 

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