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日常と身体

『骨盤矯正』の難しさ

21年02月10日

最近は、 『骨盤矯正』という言葉があちこちの看板やのぼりで見られるようになりました。

朝霞市は、埼玉県でも数少ない人口増加の街で、

ファミリー世帯、子育て世帯が増えています。

2,3年前には、黒目川近くに『あさか産婦人科』もできました。

当院でもマタニティから産後のケアまで、

女性にとって大きなライフイベントをサポートしています。

 

『骨盤矯正』が一般的になるにつれて、

どこでもできることのようになってしまっていますが、

技術にはかなりの幅があり、状態のレベルに応じて提供しています。

状態のレベルとは、簡単なところから難しいところまで

7~8段階ぐらいあるのが実感です。

 

患者さんがお見えになったときの状態は、

お見えになったきっかけだけの状態ではありません。

過去からの骨盤が、どのようであったかを下地にして今が起こっています。

妊娠、出産の前に腰痛があったかなかったか、

状態の評価は大きく関わります。

 

骨盤矯正のイメージ的には、元の形に整える感じですが、

形は目安です。症状があるなしに関わらず骨盤矯正の目的は、機能の回復です。

機能を果たすための物理的な形が骨格だったり関節なのですが、

もっというと筋肉や内臓も、その形は機能のためだったりします。

 

機能の不具合の程度により症状が出るので、

必要な骨盤矯正のレベルも様々です。

でも、患者さんと施術者、目標は同じはずなので、

お互いにコンセンサスを取りながら進めていくものです。

 

ご自身にあった骨盤矯正かどうか、

理解して受けられていることが大事です。

 

 

 

 

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