こんにちは。
50代の方で、
マッサージ・もみほぐしは受けたことがある。
でも、整体は受けたことがない。
もしくは、「あの時はマッサージ感覚だった。」
という方は気を付けてください。
30代は余力があり、40代で貯金が尽きた身体が、
反乱を起こすのが50代です。
レントゲンでは写らない何かに
ここまで苦しめられることになろうとは。
何かとは何?そのとき初めてわかります。
日常と身体
23年11月25日
こんにちは。
50代の方で、
マッサージ・もみほぐしは受けたことがある。
でも、整体は受けたことがない。
もしくは、「あの時はマッサージ感覚だった。」
という方は気を付けてください。
30代は余力があり、40代で貯金が尽きた身体が、
反乱を起こすのが50代です。
レントゲンでは写らない何かに
ここまで苦しめられることになろうとは。
何かとは何?そのとき初めてわかります。
22年11月06日
前回は、タイトルについて書き出したものの、
まさかの回答にたどり着かずで終わってしまいましたので、
今回はリベンジ記事にしたいと思います。
まず、身体の歪みというと骨のことを思い浮かべるのではないでしょうか。
そして矯正とは骨の矯正、例えば骨盤矯正とは骨盤という骨を矯正するという理解になる思います。
ここで少し考えていただきたいのですが、
歪みというのは、一つの骨が曲がったり変形したりすることではありません。
O脚をイメージしても、
大腿骨(ももの部分)がOの上半分で、脛骨(すねの部分)が下半分で、
足という一本の骨が曲がっているのではなく、少なくとも2本の骨で曲がっています。
そして、膝の関節が2本の骨をつなぐ役割となっています。
つまり歪みとは、関節をつなぎ目とした2本の骨のつながり具合のことを指していることがわかります。
骨の歪みを矯正するという時、
「2本の骨のつなぎ役の関節を中心に手を加えるということである」
そして
「2本の骨のつながり具合を改善することである」
と言えば、ほとんど異論の出ない説明となるでしょうか。
次に「つながり具合 」の話ですが、
そもそもの話で、関節はなぜそこが関節なのかというと、
曲がる必要があった時に、
一本の固い骨が折れ曲がったり元に戻ったりするのではなく、
2本に分かれ、その間が関節となったはずです。
なぜそこに関節があるのかというと、動くためであり、
「関節=動く機能 」と言えます。
骨の歪みが関節の問題ならば、
骨の歪みは機能の不具合と言えそうです。
強調したいのは、
骨の歪みは、目に見える形状のことではなく、
目に見えない機能であるということです。
なぜ、レントゲンに写らない不具合を、
歪みと称して矯正しているのかが分かってもらえたと思います。
調子がいいのでまだまだ続けますが、
ここからは少し専門的になりますので、
深く知りたい人は読み進めてみてください。
先ほど 「関節=動く機能 」といいましたが、
関節を理解するにはもう一つ大事なことがあります。
2本の骨を左右からつかんでその間の関節を中心に動かしても、
矯正というほどのインパクトは起こりません。
今度は、関節の形状に注目するのですが、
解剖学的な分類はさておき、
重力線という方向性に従っています。
単純化すると、だるま落としのように骨が積み重なって骨格となっています。
重力という力学が、関節の形状を作りだし、
すなわち関節の機能であると言えるのです。
関節の機能は二つ。
「動き」と「支持」となります。
これを踏まえて矯正するのですが、
先ほどの2本の骨を左右から両側でつかんで動かす時に、
左右から関節に向けた力を加えながら動かします。
この 「左右から関節に向けた力 」が重力という力の流れになります。
2本の骨に重力という力の流れが加わったとき、
とても不思議なことが起こります。
なんと、関節が自ら正しくつながろうとするのです。
それは自然に自発的な動きです。
この変化はとてもダイナミックで、
施術を20年やってきても、いつも感動します。
相手にしているのは、モノではなく生体なんだと感じられます。
歪みの正体は。というタイトルで書いていますが、
私自身がお話できるのはここまでです。
この先のことがもっともっとあって、
それを説明できる人にゆだねたいと思います。
21年02月10日
最近は、 『骨盤矯正』という言葉があちこちの看板やのぼりで見られるようになりました。
朝霞市は、埼玉県でも数少ない人口増加の街で、
ファミリー世帯、子育て世帯が増えています。
2,3年前には、黒目川近くに『あさか産婦人科』もできました。
当院でもマタニティから産後のケアまで、
女性にとって大きなライフイベントをサポートしています。
『骨盤矯正』が一般的になるにつれて、
どこでもできることのようになってしまっていますが、
技術にはかなりの幅があり、状態のレベルに応じて提供しています。
状態のレベルとは、簡単なところから難しいところまで
7~8段階ぐらいあるのが実感です。
患者さんがお見えになったときの状態は、
お見えになったきっかけだけの状態ではありません。
過去からの骨盤が、どのようであったかを下地にして今が起こっています。
妊娠、出産の前に腰痛があったかなかったか、
状態の評価は大きく関わります。
骨盤矯正のイメージ的には、元の形に整える感じですが、
形は目安です。症状があるなしに関わらず骨盤矯正の目的は、機能の回復です。
機能を果たすための物理的な形が骨格だったり関節なのですが、
もっというと筋肉や内臓も、その形は機能のためだったりします。
機能の不具合の程度により症状が出るので、
必要な骨盤矯正のレベルも様々です。
でも、患者さんと施術者、目標は同じはずなので、
お互いにコンセンサスを取りながら進めていくものです。
ご自身にあった骨盤矯正かどうか、
理解して受けられていることが大事です。
20年11月05日
患者さんとのおしゃべりにも、意図・目的があります。
上記の質問は、中高年の方に、足腰の弱り方を聞いているのではなく、
運動履歴のない方に、今の自分の体力の認識度を聞いています。
運動している方は勿論、今は運動していなくても中学や高校で運動部だった方は、
5分ぐらいは走れるという認識をされていると思います。
しかし、苦手、もしくは嫌いだった高校体育以降、運動と全く縁のない方にとって、
5分走れるかどうかは、想像でしかありません。
自分の体力というものを、全く知らずに20代、30代を過ごしています。
身体はいつかは衰えていきますが、
40代以降、運動の必要性を身体で感じてきます。
それまでは、頭で運動不足を認識しつつも、危機感までには至りません。
そして、40代でも放置していると、50代ではよっぽどのきっかけがない限り、
始めることはないでしょう。
『ロコモティブシンドローム』
『フレイル』
ほとんどの中高年の方は、この言葉をご存知だと思いますが、
20代、30代では中々耳に入ってきていないと思います。
それは、自分に関係のない言葉だからですが、
自分の今の体力が今後20年、30年かけて推移していく結果になります。
運動のある生活にシフトする。
この課題が、持続可能な社会を作ります。
20年09月22日
秋の4連休最終日。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
新政権の目玉の一つに、不妊治療の保険適用が出てきました。
その高額な治療費に若い世帯の経済は疲弊し、
途中もしくは最終断念させられるケースも少なからずあります。
少子化対策と、歓迎されても否定されることのない目的にあって、
世間の注目は集まります。
しかし、
最終的には授かりものとして結果にコミットしない不妊治療が、
保険適用になれば懸念されることはないのでしょうか。
今日の産経新聞の12面。
Q卵巣未分化胚細胞腫、残存卵巣を切除すべきか
読者からの相談に医師が答える紙面4分の1強を占める記事を見ました。
https://www.sankei.com/life/topics/life-36635-t1.html
主題の始まりから経過が説明されている中で、
腫瘍のある卵巣の反対側の『卵巣茎捻転』があったという記述。
「卵巣茎捻転は、卵巣の栄養血管が通過する卵巣間膜が360度ほど、何らかの原因でねじれるもの」
ついこの間、
施術の中で、この何らかの原因について患者さんとお話しする場面がありました。
整体・カイロの現場では、
股関節のトラブルが卵巣への影響を感じることが、実に多くあります。
内科と整形は全く別れているので、医療の現場で相関関係を指摘されることはありません。
卵巣を診る婦人科は、卵巣を診て股関節を診ることはなく、
股関節を診る整形外科は、股関節を診て卵巣を診ることがないからです。
しかし、
私たちが感じる股関節から卵巣への影響というのにも問題があります。
医学的根拠やエビデンスというものがそもそもありません。
経験的に培ってきた私たちの感覚を根拠とできるのは、
患者さん側の理解があってこそなのですが、
この方も左の股関節のトラブルがあったことは想像に難くはありません。
そして、2月に内科クリニックで便秘と診断されたもっと以前からそれはあります。
腰痛や股関節の周囲の疲れやすさなどですが、
ご自身では気が付かないうちに内科的に影響し続けるものです。
将来的な妊娠・出産のためにはもちろんですが、今現在お悩みなのであれば、
整体・カイロも考えるというのは、決して非合理的ではないと思います。
家計にも国の財政にも、なにより身体の負担面で・・・
言いたいことがたくさん出てきて、
肝心のテーマから外れて終わってしまいました。
テーマの結論は、
保険適用で、受診ハードルが下がるのはいいことばかりではないのかもということです。
自分自身の身体のことを将来のこととして考えていくこと。
これが安易にならなければいいのですが・・・
20年02月03日
TOKYO2020。オリンピックイヤーに冷や水を浴びせるコロナウィルスは、
未だピークに達していず、マスクが売り切れるなど、パニック的な様相も帯びてきました。
ほとんど家と徒歩10分のこの店とで、生活が完結している私ですが、
ツイッターの情報と患者さんとの会話から、
危機感を強めています。
本当は例年通り、インフルエンザのこの時期なので、
風邪には気を付けるようにしていますが、
外からの感染予防はもちろんですが、
自身の体力・免疫力を落とさないことを意識しています。
基本的な生活習慣。
疲労を蓄積させない、睡眠をとる、運動をする。
警戒態勢を強めると、その一時的な緊張感も予防には一役買ってくれます。
意識を外に向けるより、
内側に向けると、気持ちもトゲトゲしないのが不思議です。
流行はいつか終わるので、
それまで何とか乗り切っていきたいと思います。
肥塚
16年11月26日
2016年11月26日(土) 肥塚
義理の両親に布団の打ち直しをしていただいて、
それがびっくりするほど快適!
睡眠がすこぶる良くなりました。
こんにちは。からだすまいる本舗です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
さて、最近の患者さんのお話。
5月から来院している小6女の子。
小3の遠足の時に、足をひどく捻挫しました。
かなり時間はかかったものの当時は治ったそうです。
が、冬場はやっぱり痛み接骨院通いになる(T_T)
ということで見えました。
という話だけ聞いてもそれが元で、
運動に支障が出て、高校生で肩こり、
大学生から腰痛、社会人になって慢性腰痛、
中高年でヘルニアの手術、高齢で股関節の手術と、
この先の道が見えてしまいます。
関節は衝撃を吸収しながら運動エネルギーを伝達しますが、
足のアーチなんかは、複数の骨でその構造です。
衝撃を吸収できないまま何年も何十年も経過した結果は、
僕の想像ではなくリアル。
月に一回ぐらいのペースでここまでやってきて、
持久走で痛んでたその季節がいよいよやってきました。
当初、手ごたえ的に思っていたより治りが悪かったのですが、
この間の施術ではいい感触でした。
彼女は練習では大丈夫だと言っています。
本番が楽しみになってきました(*^_^*)
こちらのサイトもどうぞ。